Azureテクノロジ入門2016の読書感想文

2016年12月27日火曜日 Kouta Mikawa

皆さんご無沙汰です。前回からだいぶ間が空いてしまいましたがこのままではマズイということで久しぶりに書きました!Mikawaです。

AWSネタが多い私ですが、(実際、個人的にも大好き)今回はAzureネタです。
エバンジェリストの久森さんから会社の方に「Azureテクノロジ入門2016」を1冊頂きまして(ありがとうございます!)そのお礼にとも思ったのですが、そもそも個人的にも買っていたので、個人的に購入した側で読書感想文(書評だと偉そうだしそこまでの内容でもない)を書いてみます。(冬休みの宿題的に)

お題の本

ということなんですが、具体的にどの辺の話を書こうかなと結構苦心しまして、どんな本なのかは本書の最初のページである「はじめに」が秀逸なため、本屋さんで手にとって最初のページを開いてもらった方が早いと思いますし...

悩んだ結果、そもそも読書感想文なんだし個人的な注目ポイントでいいじゃん!という啓示があったためそれを書いてみます。

1.内容バランス良し
 サービスの説明からアカウント作成、IaaSと最も基本的な部分から始まって、トレンドの機械学習やFaaS(AzureML,CognitiveServices,AzureFunctions)なども抑えてあります。Azureの出自からするとPaaSに振りたくなるような気もしますが、ニーズのある(はず)IaaSを最初にしっかりと解説し、構築のための要素をおろそかにしていないため非常にわかりやすいです。
すっと「Infrastructure as Code」に誘導する流れもとても良いです。初めてクラウドに触るエンジニアの方は是非誘導されて欲しいですね。

2.伝える努力と覚悟
 なにが言いたいかというと、著者の方々も本書をアップデートしていくことを述べられていたかと思いますが、その覚悟が見て取れるのが素晴らしいということです。
具体的に言うとスクリーンショットの多さです。これは特に初心者にとって理解や進行の助けになります。

スクリーンショットの多い例

アカウント作成やそれぞれのサービスの利用は最初はWebのコンソールから始めることが多いとおもいますが(慣れてくるとCLIやSDKに流れる)慣れない内は画面で説明されているかどうかで大きく理解の速度が変わります。
ただし、サービス(特にクラウド)は常に変化していくものなので、同じ画面がいつまで続くかの保証はありません。(1年後には違う画面になっている部分も多いでしょう)
ということからも、スクリーンショットを多用するということは定期的にアップデートしていく覚悟がないとできないと思っています。(Web媒体でもないので変わったから即反映とはいかないですし)
また、タイトルに「2016」と銘打っているのも年単位でアップデートしていく覚悟の表れだと感じています。

3.比較をしない
 もちろん、競合他社との比較表をつくって、ここウチの方が優れてますみたいな品のないことはされてないわけですが、この本はAzureの本であってAとかGの本ではないので、このサービスがAでいうとXXXですとか、GでいうとXXXですみたいな安易な紹介をしないのも当たり前ですが好感度高いです。
こういう説明の仕方はある程度わかっている人にはわかりやすい反面、差別要素を伝えづらいですし、そもそもなにもわからない人にとっては意味がなかったり、不要な誤解を招いたりします。

結局偉そうな文章になった感(しかも文章多め)ありますが、Azureという視点で丁寧に説明し、今、役に立つ情報を発信しようという思いと、中の人の覚悟と情熱の詰まった良い本でした。


それではまた次回、新しいネタでお会いしましょう!

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